『武士の献立』 公開初日舞台挨拶 イベントレポート

本日、映画『武士の献立』初日舞台挨拶が行われ豪華出演キャストが登壇し、会場を盛り上げました。

登壇された西田敏行さんからは、上戸さん、高良さんが現場で優しくしてくれたことを思い出し、涙がでそうだ、ずーっと家族でいたかったと語り劇中同様の温かい雰囲気で舞台挨拶を終えました。

その模様を以下にまとめさせて頂きます。

【初日舞台挨拶詳細】

■日 時: 2013年12月14日(土)

■開催時間: 12:15~12:45 30分(10:00の回上映後) ※マスコミ動員

13:30~13:50 20分(13:30の回上映前)

■開催場所:丸ノ内ピカデリー 2 (CAPA586席)

■出席者:上戸 彩(うえと・ あや) 高良 健吾(こうら・ けんご) 西田 敏行(にしだ・としゆき)


余 貴美子(よ・きみこ)
 朝原 雄三(あさはら・ ゆうぞう) 監督

■司 会: 八雲ふみね

■スクリーン数:261

MC:本日は映画「武士の献立」全国公開初日にお越し頂き、 誠にありがとうございます。

お待たせいたしました! 監督・キャストの皆様をお呼びいたしましょう。

上戸彩(うえと・あや)さん、高良健吾(こうら・けんご)さん、 西田敏行(にしだ・としゆき)さん、余貴美子(よ・きみこ)さん、 朝原雄三(あさはら・ゆうぞう)監督です! どうぞ大きな拍手でお迎えください!

MC:それでは、皆様からご挨拶をいただきましょう。 まず、はじめに朝原雄三監督、 ご挨拶をお願い致します。

朝原監督:

皆さん今日はお早い時間にお集り頂きありがとうございました。審判の日でドキドキしておりますが、この後美味しいご飯を食べて、楽しい時間を過ごして頂けたら監督としては、これに勝る幸せはありません。今日は本当にありがとうございました。

ありがとうございました。 続きまして、主人公・舟木春(ふなき・はる)を演じられた、 上戸彩さんです。

上戸様:

皆さん本当に朝早くから映画を見に来て下さってありがとうございます。みなさんのおかげで

今日初日を迎えられたことを嬉しく思います。今日の感想を良い事だけTwitterで上げて頂いて広めて頂けたらと思います(笑)。本当にありがとうございました。

MC:ありがとうございました。 春の夫、安信(ふなき・やすのぶ)を演じられた 高良健吾さんです。

高良様:

今日は劇場に足を運んで頂き、この日に『武士の献立』を選んで頂きありがとうございました。この後美味しいお昼ご飯を食べて、素敵な一日してもらえたらとても嬉しいです。そして幅広い年齢層の方に見て頂けることが(出演作品が)なかなかないので、本当に嬉しいです。今日はありがとうございました。

ありがとうございます。 安信(やすのぶ)の父、舟木伝内(ふなき・でんない)を 演じられました西田敏行さんです。

西田様:

今日は楽しんでいただけましたでしょうか?僕は本当に可愛らしい素敵映画が出来たなと思ってます。この作品に参加出来た事を本当に嬉しく思いますし、彩ちゃんの嫁ぶりも、健吾くんの我が息子ぶりも、愛おしく愛おしく思って撮影中もおりました。本当に素晴らしい映画が出来たと思います。そして妻の…ね(笑)。 ずっと長いものですから色々な作品でご一緒しているもんですから、本当に嬉しいです(笑)。今日はゆっくりと楽しんで頂けたと思いますので

さっき高良くんも言ってましたが、この映画に出てくるお料理に負けないくらい美味しいお料理をいっぱい召し上がって下さい。ありがとうございました。

その妻、舟木満(ふなき・みつ)を演じられました 余貴美子さんです。お願いします。

余様:

今日はどうもお越し頂きありがとうございます。初日に来てくださり本当にありがとうございます。初日に来て頂いた方にのみ良い事がありますように(笑)。お年をお迎え下さいませ(笑)。本当にねありがたいことでございます。ありがとうございました。

ありがとうございます。それでは、お話を伺ってまいりましょう。

MC:監督にお伺い致します。チャンバラではなく、料理と家族をテーマにした映画。どのような想いで、本作を撮影されましたか?

監督:

『武士の家計簿』という映画で喜んで頂けたので、この作品に負けないような、お正月映画にふさわしいような家族で見て頂ける現代劇を目指そうとをいう狙いで作品を撮りました。

(会場から最高!!と声があがり)

MC:監督にとってはホッとしたのではないですか?

監督:

針のむしろというかね(笑)、ニコニコしようやく血圧が下がりました。今日は本当にありがとうございました。

MC:今回上戸さんにとっては、8年ぶりに主演作ということで、春を演じる中で、大切にされたことは何でしょうか?

上戸様:

私はテレビドラマで育ってきているので、お金を払って映画を見に来て頂くというのが、スゴくプレッシャーだと思って怖がっていたら8年も経ってしまったんですけど、25歳くらいから数字がどうのこうのより、自分がやりたい役をやらせて頂きたいなと思い、台本を読んで“春”という役にすごく魅力を感じて、是非この役をやらせて頂きたいなと思いました。

春は人の為に尽くして生きて行くのですが、途中で高良くん「あなたに生きていて欲しかった」と言って刀を持って逃げるシーンは、頭より身体が先に動いてしまったという、春には珍しい行動だと思って、涙がポロポロ出ました。この感情を大事にしたいなって思って、撮影前日までそのシーンは読まない様にしていて、感情移入して、その日は監督や現場の皆さんが雰囲気を作ってくれてとてもやりやすかったですね。

MC:撮影中は包丁を使用するシーンが多く、 作法に、殺陣に、お料理に、と準備が大変だったのではないでしょうか。

高良様:

練習しないと不安でしたし、時代劇は初めてのことだらけだから、毎日勉強で学ぶことがありましたね。安信の不器用さや、春と出会って初めて、侍として男として旦那として発することばを大切にしてました。

MC:お父様からみて、上戸さん、高良さんの現場での様子はいかがでしたか?またお春と安信のような夫婦、そして舟木家のような家族の関係をどのように思われましたか?

西田様:

本当に二人とも愛おしかったですねぇ。立ち振る舞いから何から、父思いだし、母思いだし。

撮影所って結構冷えるんですよね。毛布を膝にかけてくれたりね…色々優しくしてくれました。今思い出しても涙が出るくらい(笑)。

余様:

ほーんとに優しかったですよねぇ。こんなに良い子達いませんよね。本当に。

西田様:

ずーっと家族でいたかったですね。本当に。刀で何とか政治的に加担したいと思っている息子の気持ちを、包丁を持つ事も立派なご奉公だと教えられる思いもとっても好きでしたね。

刀を大根とか、ごぼうに持ち替えて戦えよと教えるのはね、何とも良いじゃないですか。

“地雷を埋めるなら、そこに小麦の種を植えよ”と言った人もいるくらいですから、昨日クイズで言ってましたけどね(笑)。そんな思いですよ。

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